プロフィール

ヒナタのプロフィール

ヒナタといいます。

1987年神奈川県生まれ、川崎市在住の会社員。HSP(かなりの度合い)。

大学卒業後、大手メーカーに就職し管理部門に勤務。

その後、「個人と企業をマッチングする仕組みを作る」という夢を掲げて26歳・未経験で人材大手企業に転職しましたが、あまりの激務についていけず、2回の休職と4回の転職を経験。

2019年に国家資格キャリアコンサルタントを取得。

現在は会社員をしながらキャリアコンサルティングやHSPの無理のない働き方について研究を続けています。

ヒナタの経歴

大学時代:ベンチャー企業でのインターンシップで心が折れる

就職活動に危機感を覚え、大学3年次からベンチャー企業でのインターンに参加。

社員や周囲のインターン生の頭の良さ、要領の良さに圧倒され、外資コンサル出身の社長のつくる成果主義の社風にとことん肌が合わずに悩みました。

もともと、心身のバランスを崩して退職する社員も多かった会社。

私も1年が経過する頃には、会社に行きたくなさすぎてオフィスの1階のエレベーターのボタンが押せなくなりました。

「ただでは転ぶまい」と、「何が自分に合わなかったのか」を分析し、すべての要素を逆転させた会社なら適応できる!と考えて就職活動をはじめました。

大学卒業後、大手メーカーに就職

大学卒業後は、大手メーカーの管理部門で契約書作成の仕事をしていました。

「3年は辞めない」と決めて就職しましたが、入社2年目に壁にぶつかり、周囲をうまく頼ることができずに軽いうつ症状を発症。周囲の配慮で休職は免れたものの、半年ほどまともに仕事ができない状況になりました。

周囲の支援もあり回復したのち、ふと周囲の上司や先輩を見渡したとき、「目の前の仕事がやりたい仕事ではない人」「明らかに別の仕事に適性がある人」の多さに気づき、結婚、マイホーム購入など、ライフステージが進むごとに不自由になっていくキャリア選択に違和感を覚えました。

また、当時は自分の仕事の能力に見合わない高い給与をもらっていることに違和感を感じていました。

「一歩会社の外に出れば通用しない」という危機感が、「若いうちに大変な思いをしてでも自分を磨き、時代の変化についていける強い自分を作りたい」という思いに次第に変わっていきました。

そこで、心機一転「個人と企業のマッチング度合いを上げる仕組みを作る」という夢を掲げて26歳・未経験で人材業界の大手企業に飛び込むことにしました。

26歳で人材業界に転職し1度目の休職、その後従業員3人のベンチャー企業へ

転職後は、当初希望していたキャリアアドバイザー(転職エージェント)の部門ではなく、新卒採用支援の営業部門に配属されることになりました。

入社後数ヶ月は想定外の高評価を受け、自分の興味がある分野で働くことの楽しさと、自分の置き場所によって周囲の評価が一変することを感じます。

しかしそれも束の間、次第に仕事のボロが出始め、業務量とスピード感についていくことができず、月100時間超の残業が半年ほど続いたある日、ベッドから起き上がれなくなり半年間休職をしました。

一度復職した後も、数ヶ月経ち業務量がもとに戻るとまた同じような状態になったため、諦めて退職。

取引先のベンチャー企業に拾ってもらいましたが、大企業から従業員3人のベンチャー企業への転職は何もかも勝手が違い、そこで2度目の休職を経験します。

2回の休職を経て計1年半ほどカウンセリングに通ったことが、後から振り返ると最大の財産でした。

非正規雇用となり、契約社員、アルバイト、派遣社員で食いつなぐ

ベンチャー企業を退職後は、緊急避難的に契約社員として自宅近くのコールセンターで働き始めます。

ここでも、出だしは好調でしたが、次第に激しいクレーム対応に心を蝕まれ、また会社に行けない日々が始まります。

結局コールセンターは半年で退職し、その後は石鹸工場やビン製造工場などでの日雇い派遣、短期アルバイトなどで食いつなぎました。(この頃は毎月給料日前の口座残高が1000円くらいでした)

このときの収入は、社会人1,2年目の半分に満たないくらいでした。

一方、心のどこかで「20代後半まで大した苦労もせず恵まれたキャリアを歩んできた自分は、圧倒的に世の中を知らない」と思っていたので、この時期に経験したこと、それまでに関わったことのないような人たちと出会い、そこから学んだことは貴重な財産になりました。

一度正社員の道を外れたことで転職活動は苦難の連続でしたが、運良く紹介予定派遣の仕事を見つけます。

キャリアコンサルタントの国家資格を取得し、現在へ

派遣社員として勤務した会社では、運良く人事の仕事に就くことができました。

この頃も「個人と企業のマッチング度合いを上げる仕組みを作る」 という夢は諦めていなかったので、親に頼み込んでお金を借り、キャリアコンサルタントの資格を取得するために週末に学校に通いました。

その後無事に資格を取得し、現在は同じ会社で正社員として採用等の仕事をしています。

HSPの気質せいか、これまでの社会人生活で周囲から仕事や転職、恋愛など様々な相談を受ける機会が多くありました。また、これまでぶつかってきた様々な壁とそこから得た学びを同僚や友人に共有するうちに「いつか本を書いてほしい」と言ってもらえることもありました。

私も未だに会社や仕事にうまく適応できなかったり体調管理に失敗したりすることもありますが、このブログの内容が、同じHSPとして仕事に悩んでいる人の役に少しでも立てれば嬉しいです。